中央の本尊阿弥陀如来像は寛文2年(1662年)の作です。 阿弥陀如来は極楽浄土の教主であり、自分の名を呼べば必ず迎えに来て往生させてあげようとお誓いなったのです。この本願を拠り所にし、自ら煩悩を消せない凡夫と自覚する私たちなのだから、この阿弥陀如来にお任せしようと、法然上人が開いたのが浄土宗です。ですから浄土宗では阿弥陀如来を本尊としてお祀りするのです。
また、左右の観音菩薩像(右)と勢至菩薩像(左)は、 延宝8年(1680年)の作です。 観音菩薩は慈悲の仏様で、往生者を救い乗せる蓮台を持っています。 勢至菩薩は智慧の仏様で、往生者を見守る合掌の姿です。
善導大師は江戸時代後期の作です。いまから1400年ぐらい前、唐時代に中国で活躍した僧です。長安の都で浄土教を広め、特に口称念仏「南無阿弥陀仏」と称えることを説きました。法然上人は偏衣善導といって善導大師を師とあがめました。
法然上人は江戸時代後期の作です。 浄土宗宗祖の法然上人は比叡山で長く修行を積まれ、ついに善導大師の教えに自分の求めていた万人共済の教えを見つけたのです。
木魚は江戸時代後期の作です。 大鐘は安永7年(1778年)の作です。 法要で使うもので、その音色は江戸時代から変わりません。
「善行無轍迹」(ぜんこうはてっせきなし) 大本山増上寺法主78世道重信教上人御真筆です。 「善い行には、わだちのあとがないとの意味で、まことの善美な行為は自然に従うもの故きわだって人目に見えぬこと(轍は車輪のあと)」 老子の言葉
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